ひな壇
- fujitaya9
- 2月21日
- 読了時間: 2分
もうすぐひな祭りですね。今年はなんと、ふじたやにひな壇が飾られます。
ところで皆様は、ひな壇のどの段に、何を飾るかはご存知でしょうか。
今回は、ひな壇についてお話したいと思います。

上段から順に
最上段: 男雛と女雛。ひな壇の最上段には、男雛と女雛が飾られます。また、両脇にはぼんぼり、二人の間 には桃の花をさした瓶子を上にのせた、三方飾りが飾られます。

2段目: 三人官女。宮廷の3人の女性が飾られ、その間には、桜餅や草餅がお供えされます。

3段目: 五人囃子。5人の音楽家がこの段を彩り、向かって左から、太鼓、大皮鼓、小鼓、笛、扇を持った謡い手が並びます。

4段目: 随身。左大臣のおじいさん、右大臣の若者が飾られます。また、彼らの間には、菱餅と掛磐膳が並びます。

5段目: 仕丁(しちょう)。仕丁(しちょう) (または衛士 (えじ))が飾られ、彼らは宮廷に仕えています。それぞれ怒り顔、泣き顔、笑い顔という異なる表情をしています。彼らの人生の喜怒哀楽を表しているとも言われています。

6段目: 道具。箪笥、長持、鏡台、針箱、表刺袋(うわざしぶくろ)、火鉢、茶道具が並べられます。

7段目: 道具。御駕籠、重箱、牛車が並べられます。

今回は7段飾りのひな壇についてお話しましたが、他にも5段飾りや3段飾り、1段飾り、と様々な種類のひな壇があります。
ぜひこの機会に、ふじたやにてひな壇をご覧ください。
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