FUJITAYA のあるケレタロから車で一時間ほどで到着する小さな町、San Sebastián Bernalには、世界で3番目に大きい一枚岩の Peña de Bernal (ペニャ)があります。
このペニャには、なんと登ることができ、ケレタロで有名な観光スポットとなっています。
頂上の周辺は断崖絶壁で、クライミングの装備が必須ですが、途中(かなり上の方)までは、一般の人でもアクセス可能で登山を楽しめます。
但し、このペニャはゴロゴロした岩場を登ったり、ロープを掴んで移動することもあるので、動きやすい服装でいくことをおススメしています。靴は登山靴やスニーカーの方が良いかもしれません。
町からペニャへの入り口まで行くには、道沿いに立ち並ぶお土産屋さんの間を通り抜けていきます。色とりどりの建物やお土産、食べ物が目に入り、飽きずに入口まで行くことができました。
入口にて一人あたり30ペソの入場料を払い、簡易的なゲートを抜けて、いよいよゴールを目指して出発です。
ペニャのゲートウェイであるBernalの町自体がが高地であることもあり、登っていると息が切れてきます。ただ、ペニャの標高は2,500mほどあるため、私が登った曇り空の8月はそこまで暑くはありませんでした。
途中には腰掛けられるエリアがあるので、飲み物を飲んだり休憩しながら進みます。
大きなサボテンや見たことのない植物もたくさんありました。疲れても後ろを振り返れば、メキシコの雄大な大地が見渡せます。山地の多い日本ではなかなか見ることのできない風景で、地平線に広がる山々、眼下に広がるBernalの町並みはとても癒されます。
私たちは一般の人が登れる限界までは行きませんでしたが、それでも十分スリルと感動を味わえました。
実はこのペニャはUFOの目撃も多いという、メキシコでは有名なパワースポットでもあります。残念ながら霊感のない私たちは、特に何かの存在を感じることはありませんでしたが、登りながら巨大な一枚岩に手をあてた時は、自然の偉大さと歴史を感じ心が躍動し、また、下る際は疲労で膝が痛くなりましたが、ペニャを登らなければ味わえなかった感動で胸が熱くなりました。
登山後には町の中心部へ下りながら、行きに見てきたお土産屋さんへ寄ってみました。お店には、町や岩をモチーフにしたマグネットから、たくさんの種類のパワーストーン(パワースポットである岩にちなんででしょうか?)まで、いろいろなものが売っています。
その後も、町の中心部の教会に寄ったり、美味しいPan de Queso (チーズのパン)を食べたりと、充実した時間を過ごすことができました。
見どころたくさんの Peña de Bernal。
みなさんも、ぜひ足を運んでパワーを感じてみてください。
Peña de Bernalへは、ホテルから専用車をチャーターして行くことができます。往復の送迎と現地では3時間ほど登山や町の散策を楽しめます。詳しくはホテルWebのツアー案内をご覧ください。
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